神秘的な美しさにひかれる富士の湧水池
忍野八海(おしのはっかい)

富士北麓の標高およそ940mに位置する高原の盆地、忍野村にある湧泉群「忍野八海」。その昔、忍野村は「宇津湖」という湖で、800年から802年の富士山延暦噴火により、山中湖と忍野湖に分断。後に忍野湖が枯れてしまい、湧出口が池(泉)として残った姿なのです。富士山の雪解け水が地下の溶岩の間で20年以上の歳月をかけてろ過され、湧水となって8つの池を作っています。その水は、淡い藍色のブルーと明るいエメラルドグリーンの光のグラデーションを交差させながら神秘的に輝き、訪れる人を魅了します。国指定の天然記念物、全国名水百選、新富岳百景選定地。
場所/南都留郡忍野村
■忍野村観光協会 0555(84)4222