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各行政庁等からのお知らせ

平成24年4月6日 / 農林水産省

植物防疫法に基づく植物等の移動禁止及び移動制限に関する制度周知強化週間

　農林水産省では、平成24年度においても、「植物防疫法に基づく植物等の移動禁止及び移動制限に関する制度周知強化週間」として、第１回を平成24年４月16日～20日、第２回を７月９日～13日、第３回を12月10日～14日に設定して、旅行者等に対する広報活動を実施し、移動規制の内容の周知徹底を図ります。

　この週間中は、特に移動規制地域内の海空港、郵便局及び宅配便、貨物、青果物取扱店等において、リーフレットの配布やポスターの掲示、船機内や待合室等でのアナウンス等が行われる予定です。

　これは、沖縄県、奄美群島、トカラ列島及び小笠原諸島において、さつまいも等の農作物に被害を与えるアフリカマイマイ、アリモドキゾウムシ、カンキツグリーニング病等の特別な病害虫が発生しており、他地域へのまん延を防止するため、植物防疫法に基づきこれら病害虫や寄主植物の移動が規制されているところから、これら移動規制の実効を確保するため広報強化週間を設け、旅行者及び移動規制地域内の住民等に対する広報活動を展開することにより、移動規制の内容の周知徹底を図ることを目的としています。

　なお、植物検疫においては、沖縄県全域、奄美群島、トカラ列島及び小笠原諸島からさつまいも、ヨウサイ（エンサイ）、あさがお、ぐんばいひるがお等の生茎葉及び地下部の本土への移動が禁止または制限されている。また、沖縄県全域、徳之島、沖永良部島、与論島からミカン等のかんきつ、ゲッキツ、ゾウノリンゴ、サルカケミカン等の苗木類（ただし、果実及び種子は除く）についても、本土等への移動が禁止または制限されています。