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2016年3月22日 / 外務省
(ベルギー)首都ブリュッセルの空港等における爆発事案の発生に伴う注意喚起(3月22日付)
3月22日午前8時過ぎ(現地時間)、首都ブリュッセル郊外のザベンテム(Zaventem)国際空港の出発ターミナル付近で複数回の爆発が発生し、報道によれば複数の死傷者が発生している模様です。現時点では爆発の原因を含め詳細は明らかになっていません。
本事案の発生を受けて、ベルギー政府は、ブリュッセルのテロの脅威度を最高レベルの4(非常に高い。非常に危険な状態であり、事態は切迫している)に引き上げたと報じられています。
また、報道によれば、ブリュッセル中心部の地下鉄のマルベーク駅(Maelbeek/Maalbeek Station)等でも爆発が発生し、地下鉄は全線運行を停止した模様です。
つきましては、ベルギーに渡航・滞在される方は、以上の状況を考慮し、不測の事態に巻き込まれないよう最新の関連情報の入手に努め、当面の間、不要な外出は避け、特に空港周辺、地下鉄の駅には近づかないようにしてください。また、やむを得ず、政府施設、公共交通機関、観光施設、デパートや市場など不特定多数が集まる場所等テロの標的となりやすい場所を訪れる際には周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。
海外渡航前には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」に登録してください。
なお、テロ・誘拐対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
・ベルギー:首都ブリュッセルの空港等における爆発事案の発生に伴う注意喚起(平成28年3月22日付:外務省海外安全ホームページ)
参考)外務省海外安全ホームページ
参考)在ベルギー日本国大使館ホームページ